~眠りの家~

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… ここは…? 気づくと私は見知らぬ場所に仰向けで寝ていた。 天井が高い。 と言うより見えない。   体が、動かない。   よく周りを見ると小さな巫女さんみたいな女の子4人が私の手足に直径50センチ程の杭をあてがっている。片方の手には木槌が…   4人はその木槌を一斉に振り上げると杭目掛けて振り下ろしてきた。       ビクッ     ここは… 元の廃墟…   「怜さん?どうかしました?」   深紅が不思議そうな顔でのぞき込んでくる。   「う、ううん。何でもない。帰りましょうか。」       私たちは廃墟から出て家に向かった…
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