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ゴト
鈍い音をたて、床に時計が落ちた。
「ツトム!?」
母さんが慌てて僕の肩を強く掴んできた。
コマも椅子から立ち上がり、僕の方を心配そうに見てきた。
院長先生は床に落ちた神様時計をしばらくじっと見つめ、そのまま時計を拾い近くの机に置いた。
「お母さん、外でお話しましょう」
「え?あっ、はい…ツトム、しばらく大人しくしときなさい。コマちゃん。宜しくね」
そう言われて、コマは力強く頷いた。
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