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言いながら、アルフレッドはじりじりと壁に向かってアーサーを追い詰めていく。
そして、壁について逃げられなくなったアーサーをさらに己の両腕で左右への逃げ道もふさぐ。
そのままの形で顔を近づけるアルフレッド。
(―――――――近いっ!顔がっ、見慣れてるはずの顔が近すぎるっ!あぁ、俺、ものすごく顔が赤いのが自分でもわかる。どきどきしてんじゃねぇよ、俺の心臓!)
「アーサー、今俺すごく怒ってるんだぞ。
―――――――君がイヴァンと話しているのを見ると、気が狂いそうになる」
「!?」
嫉妬で気が狂いそうだと打ち明けたアルフレッドの顔が自分の真横にあって、耳にアルフレッドの吐息がかかる。
「それだけ、俺が君のことが好きなんだ。俺・・・!」
そして、耳から息が離れたと思ったら、今度は唇を塞がれたアーサー。・・・もちろん、アルフレッドの唇で。
「んんっ!?」
アルフレッドの舌が縦横無尽に動き回り、口腔内を犯される感覚。
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