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ふいに、がばっとアーサーの体を離すアルフレッド。
「こ、これでもういいだろう!?俺から離れてくれ!!」
「な、え?!あ、アルフレッド!?」
「いいから!此処から出て行ってくれ!アーサー!!」
何も理由を告げず、ただ自分から離れろと言いだしたアルフレッド。
アーサーは訳がわからなかった。
「お、おい、どうしたんだよいきなり!」
「本当にいいからっ!!」
それだけしか言わないアルフレッドを心配しながら、言い出したら聞かない彼のことだ、と少し諦めて言われたとおり出て行こうとするアーサー。
キスの余韻でうずきだした下半身を2人とも持て余したまま、その日は別れた。
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