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……別にいいじゃんか。7年も経つんだから、当然だろ。
毎日が充実してるなら、何よりだ。
そしてゴウは店員を呼ぶと、コーヒーだけを注文し、横にいる俺を見ると、昔と同じ口調で俺に話しかけて笑った。
「相変わらず、白いな」
「……もっと他に言うことないんか」
ゴウがそう話しかけてくれたから、俺も昔みたいな口調で返すことが出来た。
いかにも南国で神輿を担いでそうな、いかつくてモリモリした、黒くて怖いお兄やんて外見なのに。
笑うと柴犬に似ているゴウの笑顔は、柔らかくて、心の緊張を溶かしてくれて、そして胸が痛くなる。
その時ふと、付き合ってる時に、俺が色白で細くてガキみたいな顔してるから、ゴウが周りからショタ扱いされて困っていたことを思い出した。
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