勇者の立場

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勇者「勢いで出てきたはいいが、これから先を全く考えてなかったな…」 ジャリ 勇者「こんなことなら僧侶も連れてくりゃ良かった。暇すぎて何したらいいのかわからん」 僧侶「そんなことだろうと思って付いてきてやったぞ。感謝するんだな」 勇者「うわっ!?わ、びっくりした。って付いてきてどーすんだよ!」 僧侶「勇者、暇なんだろう?だから暇潰しにと思ってな」 勇者「お前には国を守るよう言いつけただろ?勝手に来ちゃ駄目だって」 僧侶「む」 勇者「大体僧侶は戦闘向けって顔してないし、術だって回復…」 僧侶「メガフレイム!!」 ドドドン!! 勇者「…あ?」 僧侶「回復…なんだ?」 ニヤリ 勇者「な、なんだ今の」 僧侶「敵が居たから危ないと思って攻撃魔法を撃ち込んだ。それだけだ」 勇者「うわあ…」
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