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「ようこそ~斗盛く~ん。我がチキンハーツ部へ。私が部長のチキンクリスプ滝川だ」
どうしてこうなった…。
頭を高速に回転させるが、現状が理解出来ず
「どういう…こと……」
思わず口から漏れてしまった。
「理解出来ないか…。君は…今日から~チキンハーツ部だ!」
「ぜんっぜん説明になってないんですけどぉ!」
一体…どうしてこうなった…。
ここは校舎と中央廊下で繋がれた普段はあまり使用しない予備棟にある、かろうじて西からの太陽の光が少し差し込むくらいの、決して綺麗とは言えない、ていうか絶対掃除してないような小汚い教室(一応多分部室なんだろうが)。そこに現在俺は、わけもわからず連れてこられたあげく、チキンハーツ部(なんだそりゃ)に入部させられようとしている。
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