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「次の授業何?」
「もう終わりですよ」
剣が言った言葉に瑠亜は少し驚く
「何で魔武器精製だけなの?」
「多分、蘭さんがめんどくさいって学園長を脅したんだと思います」
「なるほど
(まぁ、蘭ならやりかねないかな)」
そんな事を思っていると蘭が教室に戻ってきた
「さ、今日はもう終わりよ」
蘭の一言に教室が一気に五月蝿くなる
「黙らないと成績を最下位にするわよ!」
蘭の脅し?にガヤガヤしていた教室が一気にシーンとなる
「それで良いわ。
じゃあ、明日の時間割だけど……明日も授業は一つだけよ」
(うわっ、死ぬほど嫌な予感しかしない)
「明日は、転入生瑠亜と潤がこの学園の代表と模擬戦よ」
「蘭、明日休んでいい?」
もちろん模擬戦なんてめんどくさい事は絶対に嫌な瑠亜が言うが……
「ダメよ。
もし明日休んだら、徹底的にお仕置きよ」
当たり前の如く拒否された
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