魔武器精製

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「あら、2人とも帰っちゃったわね 支障はないからいいかしら」 一番最初に出ていった潤をあえてカウントせずにクラスを見回す 「……瑠亜と潤と戦うには相当の精神力がいるのよね (模擬戦はやっぱり中止にしようかしら、選手を選ぶのめんどいわ)」 「そんなに強いんですか?」 「そうね……私が戦ったら潤には勝てるわね」 「じゃあ瑠亜君には?」 「秒殺されるわ」 蘭の言葉で教室は静寂に包まれる 「忘れ物」 噂をしていれば瑠亜が教室に入ってきた 「あら、何を忘れたの?」 「潤っていう生ゴミ」 「もうゴミ箱に投げたから大丈夫よ」 本人がいないのに2人でボロクソ言う 「お前ら、人がいない間に好き放題言ってくれたな」 手に大きなクレープを持った潤が入ってくる
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