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「にゃっ、ニャ~」
来るなり、猫耳を着けて鳴き出す。
意味不明だった…。
「…どうした、澪。」
とりあえず聞いてみる。
すると少し慌てた様子で理由を白状した。
「勇耶は、こうすると喜ぶって、さわ子先生と田井中さんが言ってた、から……。」
(それで猫耳やらメイド服を澪に着せようとしてたのか、色々と…危なかった……。)
「そ、そんな訳無いだろ。」
肝心な所で噛んでしまった、気まずくなり目を反らしてしまう。
確かに感じる澪の視線。
「ニャ~」
さらに追い討ちがかかる。
「早く、帰るぞ。」
無視して歩きだすが、澪は付いてこないので振り替える。
「ニャ~、ニャッ…」
今度は軽く手刀を振り落とす。
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