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「失礼します。」
ノックをしてから部室に入る
「ゆうくん、みおちゃん、こんにちは~。」
話しかけてくれたのは平沢さんだった、相変わらずふわふわした人だ。
「お久しぶりです。」
「こ…こん…にちは…っ。」
消え入りそうな声ではあるが、澪もしっかりと挨拶をした。
「今日はまだ平沢さん一人ですか?。」
周りを見てみても部室には平沢さん以外は見当たらなかった。
もう少し遅めに来るべきだったかな。
「今はみんな準備室に居るから、呼んでくるよっ。」
平沢さんは部室の一角にある扉えと入っていった。
そして、少ししてから準備室から出てくる。
久々に会った軽音部の人達。
双方の間に重い沈黙が訪れる。
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