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「失礼します。」
ノックをして扉に手を伸ばそうとした瞬間、先に扉が勢いよく開く。
「っ!」
それと同時に何かが飛び掛かってきた、
がばっ
澪だった。
「どうした、澪?」
「ネコミミ…」
怯えながらも、意味不明な言葉を残し、澪は俺の背中に隠れてしまった。
「…猫耳?」
よく見ると澪の頭には猫耳が装着されていた…。
「澪、ごめんなっ」
駆け寄ってきた田井中さんの手にはなぜかメイド服が…。
「状況がまったく分からないので、説明を求む。」
棒読みで問いただす。
すると田井中さんの影からさわ子先生が現れた。
(居たのか…)
「秋山さんが暇そうだったからつい、てへっ☆」
きつい…あまりにきつ過ぎる…。
「先生、それはきついですよ、色々と。」
思っていた事がもれてしまっていた。
すると、さわ子先生が沈黙で歩み寄ってくる。
そして次の瞬間…。
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