エピローグ

9/15
前へ
/15ページ
次へ
「失礼します。」 ノックをして扉に手を伸ばそうとした瞬間、先に扉が勢いよく開く。 「っ!」 それと同時に何かが飛び掛かってきた、 がばっ 澪だった。 「どうした、澪?」 「ネコミミ…」 怯えながらも、意味不明な言葉を残し、澪は俺の背中に隠れてしまった。 「…猫耳?」 よく見ると澪の頭には猫耳が装着されていた…。 「澪、ごめんなっ」 駆け寄ってきた田井中さんの手にはなぜかメイド服が…。 「状況がまったく分からないので、説明を求む。」 棒読みで問いただす。 すると田井中さんの影からさわ子先生が現れた。 (居たのか…) 「秋山さんが暇そうだったからつい、てへっ☆」 きつい…あまりにきつ過ぎる…。 「先生、それはきついですよ、色々と。」 思っていた事がもれてしまっていた。 すると、さわ子先生が沈黙で歩み寄ってくる。 そして次の瞬間…。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加