好き。
7/55
読書設定
目次
前へ
/
522ページ
次へ
だけど、 「ハッピバースディトゥーユゥ―」 小さなやる気のない歌声が部屋の中を暖めるみたいに広がる。 体育座りになってそれを聞いてた。 「……ハッピバースディトゥーユゥー」 ふぅと息を吹きかけると、揺らめいた炎は拍子抜けする程あっさり消えた。 また真っ暗になる。 「ありがとう」 「ああ。電気つけるか?」 そう訊かれて、頷けなかった。
/
522ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2969人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
30,691(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!