好き。

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「人に執着心がなかった」 黙って頷くと、ヤマ兄の指があたしの指と軽く遊んでる。 話を聞きながら、そんなところまで気になって、 やっぱり集中出来ない。 何が言いたいんだろ。 「こんなのが恋愛感情じゃないって思ったのは、アサを見てたからだよ」 こくんと喉を鳴らしてしまった。
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