素っ気ないのは。

11/28
前へ
/522ページ
次へ
「はっ」と言って、目が覚めた。 布団がいつもより温かくて何かと思った。 あたしが起きてるのに寝息がする。 寝がえりを打つと、目の前にヤマ兄の寝顔。 慌てて、枕元の時計に目をやった。 まだ4時半。 クルリと周りを見渡すと、殺風景なヤマ兄の部屋のベッドで寝ているって理解する。 昨日の出来事が嘘みたい…。
/522ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2969人が本棚に入れています
本棚に追加