どこにでもある恋愛

変化

「うん、ばあちゃんにも最近会ってなかったからな。仕事の合間にでも行くよ。でも、ばあちゃん老人ホームに入るんだな。何か可哀想な気もするけど…。」

母「確かにね。でもね、火を使われたり、深夜外に出られたりすると大変だから…。入る老人ホームは評判いいところだからね。」

その後少し近況報告して電話を切った。

電話が終わってから現実に祖母が老人ホームに入る事が可哀想に感じた。

そういう世界は知らないので、少し偏見を持っていたからだ。

祖母の人生の最後を預ける老人ホームをこの眼に焼き付けようと思う。