家族のかたち
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手紙を読み終えた廉次は手紙を握り潰して 「なんなんだよ…」 「廉次…」 「母さんは…」 それ以上何も言わずに 手紙に書かれた連絡先に電話をしだした 電話を切って私に向き合うと 「凛々果、またつきあってくれる? 明日…会いに行くよ」 「うん」 廉次がどんな答えを出したのかは分からない でも…私は側で見守っていたい 見方でいたいと思った
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