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次の日の朝、廉次はまだ寝てる
リビングに降りると
お父さんとお母さんがコーヒーを飲んでた
「あら、おはよう」
「凛々果もコーヒー飲むか?」
「うん、自分でやるから」
コーヒーを入れてソファーに座った
この前の事…相談しようかな…そう思い
廉斗くんの事なんかを話した
「廉ちゃん…やきもち妬いたんじゃない」
「自分ではそうは思って無いだろうけどな」
「やきもち?」
「分かんないけどね
お母さんに再会してこれから少しずつ
歩み寄ろうとしてたと思うわよ
そんな時に、お母さんにはパートナーが居て
子どもまで…
廉ちゃんは見た目は立派な大人だけど
お母さんとの関係は小学生で止まってるのよ
自分だけのお母さんじゃなかった事が
ショックだったんじゃないかな」
止まってる…
前に達也くんが言ってたなぁ
廉次はお母さんが大好きだった
だからめちゃくちゃ泣いたって
だからこそ、許せないのかも
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