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「オイ」
すると聞き慣れたあの低い声。
サドが来ると、いつもの見慣れた公園になった。
「その声は...サドアルか!?」
「ソコ.どきなせェ。俺の特定席でぃ。」
「そんなこと.いつ誰が決めたアルか!1日くらい私に貸すヨロシ」
「ふんっ.そーゆうとこが嫌いなんでぃ」
ズキッ
何もそこまで言わなくても良いじゃないか
私だってお前のことなんか嫌いだ...。
「ばか...」
「は?」
「私だってお前の事なんか大ッ嫌いアル!!馬鹿...サドの馬鹿ァッ!!!」
喉の奥が苦しくなる。
心臓が早くなる。
頬が熱くなる。
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