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ひとしきり泣いた円くんを寮部屋に送り届けたあと、僕は電話を掛けた。
………
………
「はーい。よろしくおねがいしま~す。」
さて、と。
どうしてくれようか。
あまりひどいことをしたら円くんが傷ついちゃうかも。
それは嫌だから、ほどほどに。
円くんの有り難みをまず知ってもらった方が早いかな。
うむ……。
制裁じゃなくなっちゃうな。
まぁ円くんが幸せになるならそれが一番かな。
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