制裁下しちゃう?

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放課後、親衛隊特別ルームに集められた10人の小柄な生徒たち。 「やぁやぁ。お待たせ。」 その部屋に僕が入ると飛んでくる子が一人。 「葉屡ーっ」 腹部に来た衝撃にそちらをうかがえば、比較的長い黒髪がウサギの髪留めで結われ、揺れているのが目にはいる。 「うさ……。」 桃規 羽嗟。 僕と同級生で、なぜか僕に好意を寄せる子。 僕の親衛隊隊長らしい。 可愛らしい子から好きだと言われれば悪い気はしない。 うさを僕の足に横向きに座らせればOK。 蕩けたような表情を浮かべる羽嗟の頭を撫でながら会議を開始させる。 みんなもなれたもので、うさのことは全く気にしていない。 .
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