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桜の花びらが舞い散るこの季節、校舎へと続く坂道には立派な桜の木が咲き誇っていた。
その眺めには一瞬で目を奪われる、そこに来た一人の生徒もまた…
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?「ここが文月学園か…ついに来たんだな~」
俺の名は荒道爪牙、今日からこの文月学園で通うことになったんだ。1人暮らしを始めて前の高校からだと遠くて通えないからここにしたんだけど……
爪牙「しかしすげぇな~、いい眺めだ♪」
俺は桜を眺めながら坂道を歩いていく、歩いてるうちに俺が通う文月学園が見えてきた。そしてその校門前に立つ。
爪牙「…ついに来たんだな…」
今日からここで勉強するんだな、確かこの学校は試験校だって聞いたな…、点数によってどのクラスになるか決まるんだよな~…
爪牙「大丈夫、ちゃんと勉強してきたからな…多少…いや多くが格ゲーとその格ゲーの技の訓練だった気がするけど!」
問題ない、俺なら出来る…新たな学園生活のために俺はやるぞ!
爪牙「うし!俺はやるぜ-!」
俺は斜め高くに拳を掲げ「ボカァッ!」…ん?今何か当たったような…
爪牙「……あれ?」
目の錯覚かな…いかにも鉄人みたいな人を殴ったように見える…
爪牙「……気のせいだよな、うん見間違いだな」
俺は掲げた手を降ろして学校へ…「ガシッ!」…行けなかった…
「貴様…教師を殴って知らん振りして行こうとはいい度胸だな」
バカな!あれで倒れないだと!?偶然とは言え普通なら倒れるんじゃないのか!?
爪牙「何故倒れない鉄じ…いや鉄人!」
「待て、言い直そうとして結局直さなかったな!」
しまった!?つい癖で本音を言ってしまった!こうなれば…
爪牙「くたばれ鉄人!!」
こうなったら頭に衝撃を与えて記憶を消す!喰らえ必殺回し蹴r「ガシイッ!」なっ、俺の足を掴むだと!?
「貴様、見たところ転校生のようだが…補習室に送られたいようだな?あと俺は鉄人ではなく西村宗一だ」
ばっ、何故だ!俺が一体何をした!?
爪牙「離せ-!俺をどうするつもりだゴリラ!鉄人!」
西村「お前はまず先生に謝ると言う選択はないのか…」
俺は足を掴まれたまま引きずられるように連れて行かれた、そのあとも何度も抵抗したが補習室に連れ込まれた挙げ句職員室に連れ込まれた
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