2人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・ま、まあその・・・なんだ。怒鳴って悪かった。すまないマスター」
「ん・・・いやいいよ。誰だって触れられたくないことくらいあるだろうし」
「それはマスターが触ったからであって別に・・・」
桜は小言でぶつぶつ何かを言っている
まあ確かに誰だって触れられたくない事に触れられたら怒るよな、うん。アンドロイドだって気持ちは同じだもんな、うん
というか今何時だ?忙しい朝の時間帯にしてはかなりゆっくりしてるけど・・・
8:00
・・・・・・
「遅れるううううう!!!!!!!!」
「ぬ?なんだマスターなぜ大声を出す」
「学校だよ学校!遅れるんだよ新学期早々!!!」
「あ、そういえばマスターは学生だったな。こりゃ失敗、はっはっは」
こいつ帰ったら絶対一発は殴る
というか今はこんなボケに構ってる余裕すら無いくらいにヤバイ
準備準備・・・あ、携帯が上の部屋に置いたままだ!!!
「うおおおおちくしょおおおお!!!!」
「ふむ・・・マスターは学校があるのだな・・・そうだった・・・」
携帯が机の上に置いてあったおかげですぐ準備は終わった!
今から全力で走っていけばなんとかぎりぎり間に合う!!初日から遅刻なんて御免だ!
「とりあえず行ってくる!戸締り頼む!」
「うむ。任せろマスター」
いやーこういう時は同居人がいると助かるよな!戸締りとかしてくれるし!!
・・・あれ?でも俺今普通に任せてしまったな
まだ会って一日なのに・・・大丈夫か・・・?
最初のコメントを投稿しよう!