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眩しい日差しが顔に差し込んでくる
あぁ、もう朝になったのか。ついさっき寝たばかりの様な気がする
今何時だろう・・・目覚まし時計はどこだ?
目をつぶったまま辺りを探ってみる
・・・見つからない
おかしいな、いつもは枕元からそう離れていないところにおいてあるのに・・・
むにゅっ
ふと手に柔らかな感触が伝わる
こんな物俺の部屋にあったか?
クッションか?いやまてこの柔らかさは違うぞ?
枕・・・は今頭の下・・・とするとこれは・・・
「いつまで寝ている気だこの大うつけ者が!!!」
あまり記憶に無い怒号と共に頭(主に顔面)に強い衝撃が走る
それは寝ぼけた俺の意識を刈り取っていくには十分過ぎる威力で俺はあっさりそのまま意識を手放してしまった・・・
スパァンッ!!
頬に鋭い痛みが走る
びんたされたみたいだ。痛い
「いい加減に起きろ、いつまで寝ているんだこのグズ」
「うぇ・・・?あ、えっと・・・あ?」
どうも寝起きのせいか分からないが頭がまわっていないらしい
この目の前にいる女性は誰・・・・・・・・あ
「そうだ思い出した、おはようさく」
「・・・もう一発お見舞いした方がよさそうだなマスターよ」
そして本日二度目のびんた音が我が家に響いた
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