第1章

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夢を見た 2匹の雛鳥が親鳥の持ってきた餌についての夢 1匹はその餌が嫌いな餌だったためか分からないが食べることを避けたが もう1匹はその餌を何のためらいも無く平らげる 生きるためには食べなければならない でも食べる事を避けた雛はなぜ生きるとは真逆の行動に出たのだろうか 疑問を抱きながら朝は訪れた そろそろ見慣れた仮の自室はやはり殺風景だった 生活観も何も無い ならば何を置こう 時計はあるがカレンダーが無いな まずはカレンダーかな――
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