Episode26.5~とある楽器店の非日常!~

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 三人が帰っていったのを見送り、受け取った髪飾りをカウンターに置くと、勢いよく扉が開いた。 今回は既視感も頭痛もなかった。 だが、やはりと言うかなんと言うか、変な物体が入ってきた。 「見つけたぞ……」  その物体は、一言で言えば『妖』そのもの。 コイツは見覚えがあるな。 確か……。 「二口女か」 「貴様は女子とのフラグを立てすぎる」  妖怪がフラグとか言うなし。 それにフラグを立ててるつもりはない。 「貴様に女子共の苦しみを味あわせてやる!」  そう言って妖は俺に飛びかかってきた。 .
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