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「なるほど、ここに来るまでにそんな事がね」
俺は二口女の攻撃を避けながら、興奮の話しを聞いていた。
どうやらこの既視感も、空牙が捕まえに行った元凶が原因かな?
「だけど凪、戦うの初めてのわりに動けるね」
「防御だけなら、この木刀が防いでくれるからな」
俺達は二口女に攻撃を加えず、防御に徹していた。
皇揮曰わく、この妖に攻撃意志は見えないらしい。
何かを確かめてくるようだと。
その時、店にまた声が響いたのだ。
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