思い

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……宮原先生だ… 真剣な眼差しで ビブラフォンに向き合っている。 とても綺麗な音色だ。 美穂は聞き入ってしまった。 ~🎵~🎵🎵……… 演奏が終わった。 -パチ…パチパチパチ- 美穂は無意識のうちに 拍手をしていた。 「堀内…」 「先生…凄く上手でした…」 「…高校ではな パーカッションをやっていたんだ」 「……へぇ……。」 「…………」 何故か…先生は黙ってしまった。 美穂は頑張って 明るい雰囲気にしようと思いきって話し掛けた。 「先生…私 先生が奏でる音楽…好きです…!」
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