第1章【出会い】

3/23
前へ
/57ページ
次へ
遡る事30分前…。 何時もの様に、学校の授業が終わって、部活に行こうとした時、顧問の先生が声を掛けて来たのだ。 「お、居た居た。坂上、ちょっといいか?」 「はい?どうしたんですか?」 「さっきなぁ、お前のお母さんから電話があってな、今、○○病院に居るらしいぞ?」 「え!?どうしてですか!?」 「なんでも、お父さんが倒れたらしいんだがな…」 「お父さんが!?」 「ああ…でな、その理由なんだが…くくっ」 顧問が何故か笑いそうになっていたけど、私はそれよりお父さんが倒れた事がショックですぐに走り出した。 「すいません!今日、部活休みます!」 「お、おい!坂上!!?」 顧問の声を無視して走り出す。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加