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そう言うとリィンははやての肩に飛んでいった。
はやて[それじゃあ、互いの情報交換を始めようか?]
魁斗[分かった]
はやて[まずはウチらの事からやな]
はやてがミットチルダや魔法、管理局の事を説明した。
魁斗[魔法……ね、信じられないと、言いたいが信じるしかないか(実際、ステイル達のように魔術を使える奴もいるしな)]
はやて[それじゃあ、次は御上君の番やね]
魁斗[ああ]
魁斗は学園都市の事や能力者の事等を話す、但し自分の出生の事や魔術に関する事は伏せている。
はやて[能力者か~凄いな……どんな能力があるん?]
魁斗[そうだな。パイロキネシスト、テレポーター、ダミーチェック等、様々な能力がある]
フェイト[パイロキネシストは発火能力って事かな?]
魁斗[当たっている]
フェイト[やった!]
なのは[テレポーターは瞬間移動、それとも転移?]
魁斗[正確に言うと空間移動能力の事を言うな]
リィン[ダミーチェックは………分からないですぅ~]
魁斗[ダミーチェックってのは視覚妨害能力の事を言う]
はやて[色々な能力があるんやな~、魁斗の能力は何なん?]
魁斗[俺は特殊でな、複数の能力がある1つはエレクトロマスター、2つ目はテレポーターだ]
なのは[テレポーターは分かるけど、エレクトロマスターは電気使いで良いのかな?]
魁斗[まあ、そんなとこだ]
はやて[やけど問題は学園都市やな~]
魁斗[何が問題なんだ?]
なのは[私と八神部隊長、ハラオウン執務官は地球出身なの]
フェイト[だけど学園都市なんて所は聞いた事がないの]
魁斗[つまり平行世界って事か?]
はやて[そや、はっきり言うと管理局には次元世界の行き来は出来るんやけど、平行世界への行き来する技術はないんや]
魁斗[…………そうなのか]
魁斗のアホ毛が完全に垂れる。
はやて[やけど、何とか行き来する方法見つけてみせる]
魁斗のアホ毛が少し元に戻る。
魁斗[分かった……]
はやて[あとうちからお願いが在るんや、民間協力者としてうちらに協力して欲しいんやけど……]
なのは[ちょっとはやてちゃん!?]
なのはは、はやての提案に驚く。
魁斗[良いぜ、協力する]
なのは[御上君まで!?]
はやて[ええんか?]
魁斗[構わない、俺に手伝えるなら手伝う]
なのは[二人と……!?]
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