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「ねぇ…。
あなた、遥斗の何？」
「…遥斗？」
「惚けないでよ!!郡司遥斗の事よ!!」
やっぱりそっちか…
郡司君の名前を出され私は核心を得た。
「私は別に…最近知り合いになっただけだけど？」
「確か、眞鍋さんて…井川君とも親しくしてない？それなのに…遥斗にも手を出そうとしてるんでしょ？」
手を出す!?って…
その言葉についカッとなってしまった。
「響とは幼馴染みなだけだし、郡司君だって私から声をかけたわけでも無いよ…。」
「はぁ!?何その言い方!!
私はモテます。って言いたいの!?
調子に乗ってんじゃねーぞ!!」
少し体格の良い先輩が私の腕を掴むと、グイグイ引っ張り柵の方へと連れて行った。
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