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こっそりURLのサイトを開いた。
見覚えの無いサイトで…って当たり前か…
【時間を戻してやり直したい…
と思ったことありませんか?】
とかいろいろ読んでると同感するところが何ヶ所もあった。
そしてある単語が目についた。
【過去をやり直せる時計】
それって最高だよね?
あったらもっと楽しくなるのかな?
迷わずにサイトに申込んだ。
S「安藤ちゃん?」
A「へ?あぁ…えっと…」
不意に話をかけられたから慌てた。
M「なんでそんな慌ててるの?」
何を言い訳を考えてたらリーダーがひょこっと覗き込んできた。
しまった!?
O「あ…!?…んぅ!」
急いで口を塞いだ。
A「リーダーしぃっ!
…このこと言っちゃダメだからねっ
3人に…特にナツになんて言われるか分からないから絶対だよ」
リーダーに耳打ちした。
S「一体なにが起きたんだ?」
世那ちゃん達は困った顔をしていた。
その直後ノックする音が楽屋に響いた。
M「どうぞ」
「湊くん!急いで!」
マネージャー?
なんでそんな慌ててるの?
A「へ?なんかあったけ?」
「移動だって!」
A「え!?」
「早く着替えて行くよ!」
A「は、はい!」
ソッコーで着替えて荷物をまとめて楽屋を出た。
マ「湊くん!?遅い!」
先にマネージャーがいた。
A「ごめんなさい!」
マ「謝るのは後!
時間がギリギリだから急ぐぞ!!」
A「はい!」
もちろんこの会話は走りながらしてる。
変わって車の中
A「時間…間に合いますか…?」
マ「うーん…ギリギリ…ってところだ
メンバーと何話してたのか?」
A「チェンメの話でね」
マ「ふーん…
チェンメね…どいうヤツ?」
A「日常を楽しくしませんか的な感じ」
マ「うっわ怪しい…
まさか湊くんやってないよね?」
A「………」
思いっきりやっちゃった…
マネージャーはため息をした。
マ「変なことに巻き込まれないでよ」
A「はーい」
マ「………」
A「なんか言いました?」
マ「何でも無い。
着いたよ走るよ!」
A「えぇ!!
また、走るですか!?」
マ「そうなったのは、誰のせい?」
A「はい。俺です…」
それからギリギリで間に合って仕事を無事終わった。
今日が最後の"平和"だと知らずに…
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