Episode.0

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【♪♪~♪】 なんの前触れもなく5人のスマホにメールがきた。 O「え?ナニコレ?」 S「メール?」 O「そう…おかしいだよ…」 M「何が?」 O「オレマナーにしてたはずなのに… それに変なんだよ」 A「変って?」 O「見れば分かるよ」 それぞれカバンからスマホを取り出し確認する。 5人の画面にはマナーにしてることを示すマークがあった。 N「マナーになってる 鳴るはずないのに」 S「なんか怖いんだけど…」 きたメールを確認した。 N「なにこれ?悪質なイタズラ?」 夏目と前園は眉をひそめる。 A「え? 日常をつまらないわけないじゃん」 O「んぇ?招待状…」 S「え?え? みんなまさか同じメール?」 テーブルを中心に集まりスマホを置いた。 ━━━━━━━━━━━━━━ From info@0-strange.*** 件名 招待状 ━━━━━━━━━━━━━━ あなたは日常を楽しんでいますか? またはもっと日常を楽しくしたいと思っていますか? 是非下のURLにアクセスしてみては? http://www.*********** 我々が協力いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━ と5人の画面には同じメール内容があった。 A「偶然?必然?」 N「何訳分からないこといってるですか 明らか偶然でしょ」 M「最近のチェンメって変だよな」 S「早く消そうよ気味悪いし」 A「でもさこのUSL気にならない?」 M「止めた方がいいって」 O「このままでも楽しいからね」 安藤はちょっと残念そうに言った。 A「わかった…」 S「そ、そういえばさ みんなこのあと仕事入ってるの?」 M「俺はこれで終わりだよ」 N「同じく。世那ちゃんは?」 S「入ってるけど少し余裕があるんだ 安藤ちゃんは?」 A「へ?あぁ…えっと…」 M「なんでそんな慌ててるの?」 O「あ…!?…んぅ!」 A「リーダーしぃっ!」 SNM「???」 安藤は慌てた様子で落合の口を塞いだ。 M「何やってんの?」 N「リーダー何を見たんです?」 安藤は落合にコソコソ耳打ちして落合がうん、と頷いて安藤から解放された。 S「一体なにが起きたんだ?」 その直後ノックする音が楽屋に響いた。 M「どうぞ」 「湊くん!急いで!」 現れたのは安藤のマネージャー。 彼もまた慌ていた。 A「へ?なんかあったけ?」 「移動だって!」 A「え!?」 「早く着替えて行くよ!」 A「は、はい!」 残りの4人は呆然としたままで、安藤は嵐のように去って行った。
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