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安藤はマネージャーに呼ばれドアを壊しそうな勢いで楽屋を出て行った。
O「ドア…丈夫だね」
N「そこですか!?」
M「でも安藤ちゃん
いつか楽屋のドア壊れちゃうじゃねぇの?」
S「アハハ…確かに」
N「もしそうなった場合は、何を言っても安藤さんに弁償させるんで大丈夫ですよ」
M「なるほど」
安藤がドアを壊す前提みたいだ。
S「で?結局なんだったの?」
N「さぁ…」
M「リーダー安藤くんに何があったの?」
全然何が起きたか分からない3人は納得出来ないままだった。
O「まぁサイトをね」
S「サイト?…まさか…」
佐竹を筆頭に3人はようやく理解できた。
改めてメール画面を見る。
このサイトは一体なんなのか気になって仕方ないメンバーがいた。
O「気にならない?
パッと見そんな怪しい感じじゃなかったよ」
N「どれもそうでしょ」
S「まぁね」
M「確かに」
きっと3人がいなければ落合も今頃サイトに入ってだろう。
S「消そう!
こんな気味悪いメール消そう」
M「変なことに巻き込まれる前に」
4人はスマホを中心に持ってきて削除を選ぶ。
S「せーの」
一斉にに削除を押してメールを削除した。
N「あの人はどうすんの?」
S「なんとかなるでしょ」
4人は画面を見たままだった。
M「ついでに安藤くんはリーダーになんて言ったの?」
O「"絶対にこの事は言わないでね"って言ってた」
3人は黙り込んだ。
安藤と落合の行動について言葉が出なかった。
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