ソウピーサ

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校長が事態を知っているからこその処置だが、それを知らない教師は二人を問題視している。 勿論ながら、他生徒からは軽蔑の対象である。 だが、二人にはそんなこと痛くも痒くもない。 任務がなければ授業に出るし、授業中に任務が発生すれば途中退室も許される。 「珠音ちゃんは?」 恭華が隼人に聞く。 隼人は頭を掻きながら、 「い……家で寝てるよ」 まさか、知らないとは言える筈がない。 「そう。 給料は月末にまとめてでいいわね?」 「ああ、いいよ」 彼らは、学校-----政府が学校に払った金-----から給料を受けて任務を遂行する。
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