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そのまま帰ろうとする俺…
「待ちなさいよ!!」
後ろで何か言っている厨二病がいるが無視しよう……ハッキリ言うとメンドクサイ…
「待ちなさいって言ってるでしょ!!」
またいってやがる…まぁ無視だ…構ったらメンドクサイことに巻き込まれる気がする……
「…ま……待ちなさい…って……言って………るでしょ…」
なに!!?なんで泣きかけてるの!!ちょいと待てや…何故泣く……俺はただ無視しただけだし………あぁ…もうメンドクサイなぁ…
「わ…分かりましたよ…一回くらい占いしてもらいますよ…」
「フッフッフッ…騙されおったな…小僧が……嘘泣きと本泣きも見分けられぬとは鍛練が足りないのだよ!!」
「さよなら…」
もうマジでメンドクサイ…
「う…嘘だってば!!お願い一回だけ占わせて!!」
帰ろうとする俺の背中に抱きついてくる相手…
ちょ…待てや…なんだ…背中に柔らかな豊満な感じの女性についている物のようなのが当たっているだと……いかん…俺のマグナムよ…暴発しないでくれ…お願いだ…
「じゃあ…一回占ってもらえますか?」
もうこの際ヤケだ…一回くらいなら良いだろ…
「うん!!じゃあ…はい!!」
容姿とは違い幼児のような満面の笑みを浮かべて手をだしてきた…
「……なんすか?」
「一回占い500円!!」
「金取んのかよ!!!!」
「うん!!こっちも商売だからね!!」
金を取るとは…クソ…500円ありゃ50本もうまい棒買えたのに……てか500円って高くないか?……
「はぁ…分かりましたよ…」
俺は渋々自分の財布を取りだし500円玉を取りだし相手に渡した
ちきしょう~…マイ500円玉よ
「ありがと!!」
嬉しそうな満面の笑みを浮かべて礼を言われた…
まぁその可愛らしい笑顔に免じて許してやんよ…
「じゃあこっちにどうぞ~」
俺は近くにあった占いをするための部屋に入れられたのだった…
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