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最後の大作戦に至ってはとってつけた感がバリバリでてますよ。
十六夜君、貴方適当過ぎます。
一応本作品の主人公――
「思いつきました! アレです」
十六夜君が指差した先には○川急便のトラックだ。
一軒家の前に路上駐車してあるそのトラックを見つめながらにやける。
「ふっふっふ……どうせ○mazonでエロゲーでも注文したのでしょうね。私には分かります! 本能がそう告げているんです」
※:女の尻を追う速さは誰にも負けない程度の本能。
ああ、つまり言いがかりですね。
はいはい――取りあえず仕事してください。
「すんません……。しかし私にも考えがあるんですよ? こう見えても私、結構頭は冴えているタイプなんです。ぬかりは絶対に無いですよ。……あ、風邪気味とかの時はノーカンね」
眼鏡無いのに眼鏡をくいっと持ち上げる動作。
十六夜君の治らない癖なんでスルーしましょうか。
「さて……私の作戦を説明しましょう――と、思いましたが後にします」
十六夜君はニヤニヤとほくそ笑みながら歩き出す。
その時です――仕事を終えた配達員が肩を回しながらでてくる。
「う!?」
と、十六夜君と目が合い顔色を悪くした。
「ちょぉーっと手伝ってもらいますよおおおおおおおおっ!!」
十六夜君は、
おもむろに、
配達員に向かって飛び掛った――
☆――――☆
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