平穏な学園。

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一通り自己紹介が終わり… 「よぉし自己紹介は終わった所で今日は特にすることもなし。ってことで解散したいわけだけどぉ、明日は使い魔召喚と魔武器精製があるから、第一修練室集合なぁ」 (まじかよ…俺、使い魔もいるし魔武器だって持ってんだけど…) みんながそれぞれ帰路に着く中、人混みを掻き分けて近づいてくる男。 「セシルっていうんだったよな?俺はカイト・グレーシア。最初いろいろあったけど、あれも何かの縁だろうし仲良くやっていこうぜ?」 近づいてきたのはカイトだった。 「ん?あ、あぁよろしく…」 考え事をしていた為反応に遅れてしまったが、それでも笑顔で返した。 「メルルちゃんもよろしくな?」 カイトが俺のすぐ後ろにいたメルルへと話しかける。 「はい!よろしくお願いします。あ、でもちゃん付けは辞めてもらえませんか?なんだか恥ずかしくて…」 「んじゃ普通にメルルって呼ぶよ!」 「んじゃ俺もよろしく頼むよ、 メルル」 「はいっ!セシルくんもよろしくお願いしますね!」 挨拶を済ませた俺達三人は教室を出て食堂へと向かうこととなった。
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