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入学式を熟睡して終え、自分のクラスへと向かう
（1-C、1-C……っと、ここか……）
自分のクラスに到着すると、すでに何人か集まっていたのか少し騒がしかった
（へぇ、元気があっていいクラスじゃねぇの）
静かなクラスは嫌だ、と思っていた為少し楽しみになった
ドアの前で止まっていても意味がないので、ドアを開け一歩踏み出すと……
「へぶしっ！！」
人が飛んできた
「……～ッ！だ、誰だよ！」
ぶつけた鼻を抑えつつ、今だにピクリともしない相手を押しのける
「す、すみません！ お怪我はないですか？」
トコトコと目の前まできた女の子が頭を下げた
「へっ？ こいつ吹っ飛ばしたのってあんた？」
「い、いえ…(ただ、その方が勝手に飛んでいかれたといいますか……」
セシルは意味が分からず首を傾げていた
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