その力の名は『ARM,S』-アームズ-

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--20xx年-- その日、某国の科学者のヴィード・アテルは新たな発見をした。 彼が研究しているのは、人類の新たな可能性。 例えば人は脳科学において、その容量の半分も使っていなかったり、筋肉は力を自らセーブして100%使えていなかったり……。 これらの“セーブしている力”を100%使えたらどうなるのか……? という、夢と希望に満ちた研究を彼は行っている。 ……しかし、現実は厳しい。 もともと使えないモノを使おうとするのは、それなりの代償を伴う。 彼が研究の過程で“偶然”発見した力は、あまりにも強大で…あまりにも奇天烈な力は、後の人類史上に大きな躍進と悲惨な悲劇を巻き起こした。
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