ダンス部

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「やったー2人入ってくれるんだぁー」 「あとの2人もゆっくり考えてね」 はしゃぐ先輩達に 「でもさ、お前ら今日入学式だったんだろ」 啓司先輩が急に入ってきた 「そんないきなり決めて大丈夫なの?」 「え…」 「もうちょい考えてから決めろよ」 突然否定されてしまった 「啓司~だからお前は怖がらせるなって」 「だって…」 「ほら、せっかく見に来てくれたのに」 ここで黙っちゃダメだ せっかくここに来たんだから 「あの!オレダンス部に入りたくてこの高校選んだんです!」 「え?」 驚く啓司先輩の前に行って 「去年先輩達が踊ってるとこ見て、それでここに来たんです!だから…」 そこまで言ったら寺辻先輩と土田先輩が抱きついてきて 「マジで!?」 「やべぇ、俺泣きそう…」 「いや、あの…」 「啓司、お前謝れよ!」 じっとオレの顔を見ていた啓司先輩は 「…悪かった」 そう言って頭を下げてきた 「あ、いえ、そんなつもりは…」 「よし!啓司も謝ったし、ついでだから練習見ていきなよ」 そのあとしばらく練習を見学させてもらって、ひとまず今日は帰ることにした  
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