ゲーム同好会と言うのは仮の名前で実はオタクの集まりの…

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ゲーム同好会と言うのは仮の名前で実はオタクの集まりの…

「さらば諭吉いいぃぃぃぃぃっ!!」 「いきなり何っ!?しかもなんか聞いたことあるセリフなんだけど!?」 放課後の教室で、いきなり叫んだ男の名は桜井 和樹。そしてツッコミを入れたのは和樹の幼なじみの水瀬 音羽である。小学校から高校まで同じ学校で同じクラス。これ奇跡じゃね? 「いや~昨日発売のエロゲ買ったら諭吉が居なくなった!でも後悔はしてないぜ!(キリッ)」 「エロゲって…私達まだ高校一年じゃん…買える年齢じゃないんじゃ…?」 「エロゲショップの店員さんとは仲良くてね、売ってもらえるのだ!」 「それ駄目じゃねっ!?」 「え、駄目なの?」 「駄目でしょ!」 「ま、そんな事より部活行こうぜ。まあどうせ部活らしい事しないだろうけど…」 「そうだね、いつまでも教室居ても意味ないしね。行こ、和樹くん!」 ゲーム同好会と表示されている教室のドアを開ける。ここが俺達の部室だ。 「理奈ちゃん先輩遅くなりましたー」 「ん、大丈夫なの。ほぼいつも通りの時間」 そう言ったのは二年の先輩でありここの部長である鏡 理奈。青く綺麗なロングの髪は男女問わず見とれてしまう。 あ、何故そんな先輩を理奈ちゃん先輩と呼ぶかと言うとまあ…見た目がぱっと見小学生でクラスメイトを始め周囲からめちゃくちゃ可愛がられている。俺達も実際癒やされてるし…。
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