舞い降りた天使[冬の20歳]

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それから月日は経ち、二〇〇七年の一月になっていた。 マリが退院したと言う知らせが入り、嬉しくてすぐマリに電話をした。 「マリやったなぁ!遊ぼうやぁ」 「ええで!」 「ほんなら、また電話するな」 「オウッ!」 嬉しくて嬉しくてたまらなかった。 いつ遊ぼうかとウキウキしながら寝床へ就いた。 これがマリとの最後の会話になるとも知らずに…。
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