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-管理局員 駐屯地-
管理外世界のとある平野。簡単なベースキャンプに一人の男が報告しに戻ってきた。
「カイト・フカハラ。只今帰還しました。」
バリアジャケットから管理局制服に着替えたカイトが本部長に報告する。
「ご苦労。それにしてもすまないな・・・解決困難な任務を数々やり遂げてきたエースに、密猟者たちを捕まえさせるという簡単な任務など任せてしまって・・・」
「いえ、この世界の任務ついでですからおかまいなく。生態系を守るのも、我々の仕事だと思いますから。」
二人が話してる途中、一人の管理局員が入ってくる
「お話し中申し訳ありません。フカハラ一等空尉、本局から次の任務についての連絡が」
「内容は?」
「ミッドチルダに帰還し、中央区に再編された、機動六課に所属し六課解体の時まで分隊長として任務にあたれ。とのことです。できればすぐにでもミッドに戻るようにと。任務は機動六課に就いてから、話されるそうです。」
「全然知らない管理外世界ばかりに飛ばされたと思ったら、今度はミッドに戻れ、か。」
今までの経験上呆れてしまうカイト、本局からの命令のため仕方ない。と考えたが、寧ろ、カイトは少し楽な任務だと考えた。
「そういうな。ミッドに呼ばれるということは、あっちで必要とされている。ということだよ。」
本部長は背中を押す。
「ありがとうございます。では、私はすぐ、ここを発ちます。転移ポートの準備を頼みます。」
「ああわかった。更なる活躍に期待するよ、一等空尉殿。」
「ありがとうございます。では。」
お互い敬礼し、カイトはその場を後にし、カイトは身支度を済ませ、ミッドに帰還した。
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