近付く距離

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 祐介が私を教室から連れ出す。 屋上につくと祐介が話始めた。 ”ミサンガが自然と切れたら  願い事が叶うよ” ”願いなんてない。” ”じゃー俺が願ってあげる。  聡ちゃんのミサンガが切れる時、幸せになれる 過去は変えれないけど、未来は 変えれるよ” ”ありがとう” すんなりとでた言葉 は感謝の言葉でした。 きっと私に必要だった言葉。 私は変われる、そう感じていた そして祐介、あなたとずっと 一緒の時間を共有出来る そう思い疑わなかったんだ。 だからこの時の私は、男を 信じようと思えたし、笑う事も できるようになったんだ。
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