Again《1》

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「おかあさーん、おかあさーん」 鳴き声がどんどん近づいてきて、私の目の前に白い影を写した。 うずくまって泣いている幼い少女 まわりを見ても他には誰もいない。 「うわーん!うわーん!」 泣き声はどんどんひどくなっていき、頭にガンガンと響く。 (泣き止ませないと・・・) 自分でもよく分からないが、私はとても焦っていた。
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