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ミッド郊外の住宅地にある家の前
「いやぁ…まじで久しぶりね、ここに帰るのも…」(朱音)
「ざっとで半年以上ぶりだからね~ヴィヴィオ元気だと良いな」(麻紗人)
「まぁなのはやティーダが見てたみたいだし大丈夫とは思うけど…それじゃ兄さん一旦ここで…行きましょシュテル」(朱音)
「はい姉上…それでは」(シュテル)
「うん♪じゃあ僕達も行こうかアイン」(麻紗人)
「はい、マスター」(アイン)
朱音視点
ガチャ
「ただいまー」(朱音)
「ただいま戻りました」(シュテル)
と二人は玄関のドアを開けてただいまの挨拶をする…すると奥から一人の女性がやってきた
「おぉ母上にシュテルではないか!!」
その女性は髪が白く、顔立ちが八神はやてに酷似している女性
「ただいまディアーチェ、ところでティーダとレヴィは?」(朱音)
「うむ、父上とレヴィなら買い物に行っておる。もう10分もすれば帰ってくるであろう」(ディアーチェ)
「あれレヴィも?てっきり“あの子達”と練習してると思ったんだけど」(朱音)
「ほんの二時間前までしておったぞ…全く元気がありおる」(ディアーチェ)
「そうなんだ…あっ今日の夕ご飯何?」(朱音)
「父上特製の和食だそうだ」(ディアーチェ)
「あら、ある意味良いタイミングかも」(朱音)
「確かに任務続きの時は和食は愚かちゃんとした料理を口にしませんでしたからね」(シュテル)
リビングダイニング
「それにしても急に帰ってきて…休暇か何か?」(ディアーチェ)
とお茶の入った湯呑み二つを置く
「まぁ遠からず近からずね…ティアが担当してる事件での不測の事態に備えてミッドにいろだって」(朱音)
「成る程のぅ…そういえばティアはスバルの家で厄介になるとメールで言っておったぞ」(ディアーチェ)
「へぇ…じゃあ後で通信でもしようかな」(朱音)
と暫く三人で談笑していたそして10分後
「たっだいまー♪」
「ただいま」
一人の女性と一人の男性の声が聞こえた
「わぉ本当に10分で帰ってきたわね」(朱音)
そして…
ガチャ
「ふぅ帰り道が思いのほか混んでた」
「いやぁ結構安かったから沢山買っちゃっt…」(レヴィ)
ドサッ←レヴィが袋を落とした音
「…………ママァ!!シュテルん!!会いたかったよぉ!!」(レヴィ)
とレヴィは泣きながら二人に抱き付いた
「おっと…」(シュテル)
「あぁもう大げさね…ティーダただいま」(朱音)
とレヴィの頭を撫でながら近くにいた男性に声を掛けた
「お帰り朱音、シュテル」(ティーダ)
「ん…ただいま」(朱音)
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