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その頃、陸士108隊隊舎内 データベース閲覧室
「[セイント・ヴァルキリー]…新暦75年に起きたR・G事件を始めかず数多の事件を解決してきた少数精鋭の遊撃部隊…隊員の詳細は…ここですね」(ルネッサ)
とアイコンに触れた瞬間
ビィービィービィービィービィービィービィービィービィービィービィービィー!!
「閲覧ロック……」(ルネッサ)
そこに…
「なんだどうしたエラーか?」
一人の男性が入ってきた
「(階級証が三佐…となるとここの部隊長!?)失礼しました…ルネッサ・マグナス執務官補です」
「こりゃご丁寧に…俺ぁゲンヤ・ナカジマだ。ところで誰に付いてるんだ?」
「はい、東野ティアナ執務官です」(ルネッサ)
「ティアナか…って事はティアナこっちに来てんのか」(ゲンヤ)
「はい、事件捜査です」(ルネッサ)
「そうかそうか…ん?」(ゲンヤ)
ふとモニターに目をやった
「なんだ朱音達の事調べてたんか」(ゲンヤ)
「はい、前線に立てる協力者を探しておりまして…ですが閲覧ロックが掛かっているようでして」(ルネッサ)
「まぁ朱音達は遊撃部隊だからな…不用意に情報が流れる訳にはいかんだろしな…」(ゲンヤ)
カタカタカタカタ…ピッ
「ほらよ…まぁ俺の権限じゃ隊員達の簡易プロフィールがやっとだがな」(ゲンヤ)
「ありがとうございます…」(ルネッサ)
更にそこに
ウィン
「あっマグナス執務官補、それに部隊長」
ギンガがやって来た
「あっそうだ部隊長紹介が遅れましたこちらは…」(ギンガ)
「もう聞いたよ…ルネッサ・マグナス執務官補だよな」(ゲンヤ)
「はい」(ルネッサ)
「そうだったんですか…あっ部隊長はもうすぐ会議の時間では?」(ギンガ)
「会議室に向かう途中だったんだよ。そしたらここの警報音が鳴っててな、それで閲覧ロックを解除したんだよ…まぁとにかくだ頑張ってな執務官補殿」(ゲンヤ)
と言って部屋から出るゲンヤ
「もう…あっところで何調べてたの?」(ギンガ)
「はい、セイント・ヴァルキリーの事を…前線に立てる協力者を探してまして」(ルネッサ)
「成る程ね…でも厳しいと思うよ?」(ギンガ)
「と言いますと?」(ルネッサ)
「セイント・ヴァルキリーはあちこちの世界を飛び回ってる部隊だからミッドにいる事が滅多にないの…」(ギンガ)
「そうですか…なら別を当たってみます」(ルネッサ)
「あっ私はまだオフィスにいるから何かあったらよんでね」(ギンガ)
「かしこまりました」(ルネッサ)
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