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翌日の昼 ミッドチルダ中央レールウェイ駅前通り、そこはたくさんの人が行き交っている…そこに
「やっぱりミッドは人がいっぱいいるね、エリオ君」
「そうだね、キャロ」
休暇で来ていたエリオとキャロがいた
「確かスバルさんとアルトさんが迎えに来てるんだよね」(エリオ)
「うん、でもどこにいるのかな?」(キャロ)
二人は辺りをキョロキョロ見回す…すると
プップー
と車のクラクションが鳴ったのが聞こえた…そして
「エリオ、キャロッ!」
と二人を呼ぶ声も聞こえたので二人はその方に走る
「「スバルさんっ!!」」(エリオ、キャロ)
「エリオ、キャロ久しぶりいぃ!?」(スバル)
程なくして再会したのだがスバルは二人を見るなり驚く
「えぇ!?キャロもエリオもなんか背伸びた!?」(スバル)
「私はそこまでじゃないですけどエリオ君が凄い伸びました」(キャロ)
「本当だ…ほらアルト見て見てエリオ、私と頭半分の差も無くなっちゃった」(スバル)
「ワァ、流石は男の子だ」(アルト)
「い、いえ…そんなこと無いですよ」(エリオ)
その様子を眺めていた人々(主に年=彼女いない歴のモテない独身男性)の心中
(綺麗な女性三人にチヤホヤされやがって…リア充してんじゃねえよあのガキィィィー!!)
と言う嫉妬100%の負のオーラに気付く素振りも見せないで四人は話を続けていた…するとそこに
「おーい皆ぁー」
『えっ!?今の声って…』(四人)
可愛らしい声が響いた、四人は話を止め直ぐ様そちらを向いた…そこには一人の眉目秀麗な人物がこちらに向かっていた、その人物は四人のいるとこに着くと
「スバル、エリオ、キャロ、アルト…皆、久しぶり(ニコッ)」
と目映いまでの微笑みを浮かべた
『麻紗人さん((お父さん))!!』(四人)
その人物はエリオとキャロのお父さんに当たる東野麻紗人だった(れっきとした男性です)
「な、何でミッドにいるんですか!?」(スバル)
「えへへ…実はレジアスからミッドにいる事を条件に休暇みたいなの貰ったんだよね」(麻紗人)
「みたいなの?」(アルト)
「そう…ほら、今ティアが担当してる事件での不測の事態の解決にって」(麻紗人)
「成る程…あっ、て事は朱音さんも帰って来てるんですか?」(スバル)
「うん♪今ちょうど映像通信でもしてるんじゃないかな?…まぁ話はこれくらいにして」(麻紗人)
そっとエリオとキャロを抱きしめ…
「エリオ、キャロ…元気そうで何よりだ」(麻紗人)
「「……(グズッ)……はいっ!!」」(エリオ、キャロ)
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