交差する線と線

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南部湾岸エリア ベルウィードホテル前 「東野執務官…こちらルネッサです」 [状況は!!](ティアナ) 「立て籠り犯による防災システムの破壊後、爆破による大規模な火災が発生しております」(ルネッサ) [それって…](ティアナ) 「はい…今までと同じくマリアージュによるものかと…」(ルネッサ) [そう…それで防災や消防は?](ティアナ) 「近くの消防が出てますが…火の勢いが強く消火は難航しております。ただ今ギンガ捜査官、アリサ捜査官、すずか捜査官がこちらに向かっていますが10分少々かかるそうです」(ルネッサ) [分かったわ、私もうすぐ着くから私も突入する](ティアナ) 「了解しました。後ですね…」(ルネッサ) [どうしたのよルネ?](ティアナ) 「実は先程非番の特救隊員が数人の魔導師を引き連れて中に…」(ルネッサ) [非番の特救隊員って…まさか!?](ティアナ) 「はい…スバル・ナカジマ防災士長です」(ルネッサ) [……そう、なら尚更急がないとね…それで引き連れた魔導師の人数は?](ティアナ) 「はい三人でした…赤髪の少年とピンクの髪の少女に蒼い髪をした女性(…………)です」(ルネッサ) […………そう分かった、全員私の知り合いだわ。後ルネ一つ訂正](ティアナ) 「はい…何でしょうか?」(ルネッサ) [ルネが言った蒼い髪の人は女性(…………)じゃなくて男性(…………)よ](ティアナ) 「………………はいっ?」(ルネッサ) ホテル内部 「随分と火の手が凄いね…」(麻紗人) 「そうですね…もしかしたら犯人は爆発特化の魔導師か質量兵器を所持してるかもしれませんから気を付けて下さい」(スバル) 「勿論だよ…それにこれ程の大火災なら突然の爆発だって起きる可能性はあるしね」(麻紗人) [父さん、こちらエリオ] エリオから念話が入る [エリオ、そっちの様子はどう?](麻紗人) [火の勢いがとても強くて上手く動けないです](エリオ) [無理しないでね…これ程の火災だとこもった酸素を火種に爆発が起きる可能性もあるからね!!](麻紗人) [了解!!](エリオ) といって念話が切れた 「エリオの方も大変みたいだ、キャロは何だって?」(麻紗人) 「似たような感じです、それよりも急いで…」(スバル) [スバル、兄さん!!] 再び二人に念話が入る…それは [[ティア(ティアナ)!?]](スバル、麻紗人) [スバル、兄さん!!恐らくだけどその放火の犯人は私が追ってる事件の犯人かもしれないの…もしそうならまだ犯人は中にいるわ、脅迫されてる被害者と一緒に!!](ティアナ) ()!!
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